コンテンポラリージャズ


海に行く

振付者:伊東美優香

 

出演者

原山佳菜(4) 本郷千洋(4)

田中さや香(3)

小川芽依(2) 村田愛(2)

安原眸美(2) 横井紅奈(2)

 


作品紹介

たくさんのモノに囲まれて、満たされているはずなのにとてつもない喪失感があるのはなんでだろう。何か忘れてしまってる事がある気がする・・・。

自分にとって本当に大切なモノってなんだろう。

 

海は、ただ広かった。

作品への意気込み

特設サイトをご覧頂き、ありがとうございます。「海に行く」を振り付けした、神崎ゼミ4年の伊東美優香です。

この作品は、夜の海に立ち寄った際に感じたこと、今までの自分の経験を基に、7人のダンサーと創りました。今まで出会ってきたモノは全て素敵なもので、どれかが欠けていれば今がありません。しかし、全てとっておけば、やがて隠れて見えなくなってしまうものも出て来ます。

自分にとって本当に大切なモノにそっと触れられるような作品になっていればと思います。

本公演にお越し頂けると嬉しいです。


4000粒の恋の唄

振付者:門倉悠

 

出演者

 

 

 

 

 

佐藤大地(3) 目方潤(3)

 

大関鷹(2) 杉山湧飛(2) 野上諒(2)

穂坂健斗(2) 山本健人(2)

 

 


作品紹介

諦めきれない恋や夢、別れたくないという想いからの決別。時折君とのこと思い出して、でも思い出すに断片的にしか思い出せなくて悲しみにくれることがある。君はどんな姿だったろうか、君の声はこんなだったろうか。けれど自分の恋を殺した先にはひとすじの光が射し込み、自分の過去と未来を照らす

作品への意気込み

特設サイトをご覧いただきありがとうございます。「4000粒の恋の唄」を振付けした門倉悠です。今回僕がこの作品を創るきっかけとなったのはこの大学生活の4年間での忘れられないような奇跡の出会いの数々です。このたくさんの奇跡の出会いが永遠に続くものでないことを知り、それらとの別れを告げるために今回の作品を創りました。心を痛ませながら別れを惜しむように創った4000粒の恋の唄。けれどお客様には軽い気持ちで観てほしいと思い、愉快な作品にしてあり少しわかりにくいものになってしまったかもしれません。その中で何か感じ取ってもらえたら本望ですし、何が何だかわからなくとも楽しんでいただけたら幸いです。    


Gola Gola

振付者:齋藤瑞穂

 

 

出演者

柴田京(4)

内野伊織(3) 高坂絵梨香(3)柴田香恵(3)

田中さや香(3)田村志衣(3) 吉田聖菜(3)

安達原泉(2) 石野佳奈子(2)岡那美(2)

葛西秋桜花(2) 河野あすか(2)

甲村朋佳(2) 高谷可南子(2) 中村舞(2)

橋本真穂(2) 古屋玲羅(2)

山内ひな(2) 米澤滴(2)


作品紹介

インドの三大祭りの1つであるホーリー祭をモチーフに、この作品を創りました。祭りの起源となった神話や現代の祭りの様子を織り込みつつ「変化しつつも続いていくことの素晴らしさ」「誰かと一緒に自由に楽しめることへの喜び」をテーマに作品創りに励みました。皆様も是非、彼女達と一緒に、ホーリー祭を楽しんでください!

作品への意気込み

特設サイトをご覧いただきありがとうございます。神崎ゼミ4年「Gola Gola」振付者の齋藤瑞穂です。元々大好きだったインド映画の持つ特有の華やかさや魅力を表現したいと思い、春から今日まで作品創りに打ち込んできました。初めてのことだらけで戸惑う私に対して時に厳しく、時に優しく最後まで丁寧に指導をしてくださった神崎先生に心から感謝申し上げます。また、多くの助言をくださった先生方、スタッフのみんな、何も言わず見守り続けてくれた家族、応援してくださるお客様、そして何よりもこの作品を現実のものにしてくれた19人の可愛いダンサー達にも、心の底から感謝しています。1つの舞台の成功のためには多くの人の協力があるということを、身を以て感じた実習でした。本当に感謝でいっぱいです。舞台を観に来てくださったお客様に、何か一つでも素敵な気持ちを持ち帰ってもらえますよう最後まで全力で頑張ります。


informo

振付者:宗田真依

 

出演者

岡村優里(3) 長澤香歩(3)

橋本かな子(3) 三橋若葉(3)

安達原泉(2) 長田毬花(2)

原田智恵里(2)


作品紹介

深夜0

この世に未練を残し旅立った彼らは成仏できず姿を現わす。孤独を好み伝える事を苦手とし、もがき苦しんでいる。終わらない夜に願いはひとつ。

無事成仏し、生まれ変わることはできるのか。輝くことはできるのか。

 

貴方に彼らの声が聞こえますか...?

作品への意気込み

本サイトを御覧頂きありがとうございます。

informo」振付の宗田真依です。

私が1番苦手とする言葉

大学生活を通しその大切さを知りました。またそれは私に新たな引き出しや出会いを与えてくれました。伝えたい事があるからこそ成仏できずこの世に残った幽霊に自分と似た物を感じ、今回このテーマで作品を創ろうと思いました。何かを伝える上で上手である必要はないと思います。全力で伝えればきっとその人の心にずっと残ると思います。そんな作品をダンサーと共に創ってきました。皆さまを幽霊達の世界へお連れ致します。是非足をお運びください。


roots

振付者:堀由衣菜

 

出演者

門倉悠(4) 田中媛子(4)

義煎怜央実(3)

小川芽依(2) 河野あすか(2)

杉山湧飛(2) 三上沙織(2)

 

 

 

 

山本健人(2)


作品紹介

根は広く、深く、そして生まれていく

 

あなたがあなたであること

 

もう、すぐそこまで時はきた

作品への意気込み

本サイトをご覧いただきありがとうございます。

roots」を振付しました、4年堀由衣菜です。「roots」には「根」や「起源」という意味があります。

 

就職活動を終え地元の福井に帰る途中、トンネルを抜けるとそこには一面の緑が広がっていました。本当に自分の選んだ道が正しかったのか、そう悩んでいた時私を救ってくれたのは故郷と家族、そして様々な人達との出会いでした。

ここを出て新しい道に進むことを決めた時、今までとは違う新たな根が広がっていて欲しい、そんな想いでこの作品をつくりました。

この作品が皆様の心に何か素敵な根を張れますように。

そして自分のrootsをそっと思い出す、そんな時間になりますように。


時間

振付者:原山佳菜

 

出演者
伊東美優香(4) 高野 萌(4)

本郷千洋(4)

舞木愛夏(3) 吉田聖菜(3) 

安達原泉(2) 河下さくら(2)

甲村 朋佳(2)


作品紹介

「時間は皆平等に与えられているが過ごし方はそれぞれ違う。」ということをコンセプトとして創作しました。

「時間」は時に人を追い詰めるもの。しかし時間は常に一定。めぐりめぐっていく時間の中で人は誰かと出会い繋がり別れそしてまた出会い続いていくもの。

「時間」に対して感じるものを表現しました。最後まで御覧ください。

作品への意気込み

特設サイトをご覧いただきありがとうございます。「時間」を創作した4年の原山 佳菜です。この作品を創作しようと思ったきっかけは卒業を控え「時間」について考えるようになったことです。友人や後輩、先生方と過ごすうちに「時間」とは絶えず止まることなく進んでいくものだと改めて実感しました。

 さて、今回の作品では8名のダンサーが本公演に向けて日々稽古に励んできました。作中では個々のダンサーがいろいろな時間の流れを表現しています。それぞれの時間の過ごしかたに注目してご覧ください。

 これから本番に向かって全力で取り組んでいきたいと思いますので、ぜひ『Performing Body2016』に足を運んでください。よろしくお願い致します。


日々の泡

振付者:本郷千洋

 

出演者

宗田真依(4)

岸川佳世(3) 深松舞(3) 目方潤(3)

芹澤美帆(2) 長田毬花(2)

野上諒(2) 穂坂健斗(2)


作品紹介

日々の泡

ぶつかって足掻いて闘って

死を意識して今を懸命に自由を生きる    

作品への意気込み

本サイトを御覧いただきありがとうございます。神崎ゼミ4年「日々の泡」振付の本郷千洋です。

この作品は「日々の泡」著:Boris Vianをもとにつくりはじめました。大学での生活もこれからの生活もいつかはおわってなくなってしまう。そんな儚さを意識しながらも、必死に精進していきたいと日々想う。

泡をテーマに、作品に対してもここで踊れることに対しても終わりを意識してダンサーと共に必死に取り組みます。


滕王閣

振付者:宮脇真耶

 

出演者

齋藤瑞穂(4) 佐々木桃子(4)

岸川佳世(3) 橋本かな子(3)

葛西秋桜花(2) 横井紅奈(2)


作品紹介

滕王の高閣 江渚に臨む  佩玉 鳴鸞 歌舞し罷む

画棟 朝に飛ぶ 南浦の雲 朱廉 暮に捲く 西山の雨

間雲 潭影 日に悠悠

物換り 星移り 幾秋が度れる 閣中の帝子 今何くにか在る

檻外の長江 空しく自ら流る

「滕王閣」王勃

中国・唐代初期の詩「滕王閣」をテーマに、中国的な美の捉え方と古代から現在にかけて移り変わる時代の流れを織り交ぜて創作しました。    

作品への意気込み

特設サイトをご覧いただき、ありがとうございます。「滕王閣」振付の宮脇真耶です。

身体の動きと音楽との関係性・フォルムのこだわり・身体の使い方などと、この創作を通して改めて向き合うことができました。文字を通して本題を伝える「詩」に、さらに身体の動きと舞台空間によるイメージを付けることで作品に美しさやスケール感をプラスしました。このダンスの世界観を様々な視点で感じて頂けたら嬉しいです!